今年は沖縄県の復帰50周年の節目の年であり、新たな教育振興基本計画を策定し、予測が困難な時代をたくましく生きる力を身につけ、創造性・国際性に富む人材の育成に取り組んでいきます。
新学習指導要領への対応について、小中学校においては、課題となっている中学校期の学力向上に取り組むとともに、学校・家庭・地域との連携により、幼児児童生徒に新しい時代を創るために必要な資質・能力を育むための取組を推進していきます。
県立学校においては、これまで研究してきた「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善の取組を県内各学校で実践していくこととしております。
また、高等学校での学びを保障するため、多様な学びの在り方についてモデル校を指定し、生徒個々の学びの状態に応じた教育を研究し、充実を図って参ります。
GIGAスクール構想については、小・中学校で、児童生徒が1人1台端末を活用しての個別最適で協働的な学びへの授業改善が進んでいます。その学びを止めないため、高等学校においては、すべての普通教室に大型提示装置やWi―Fiアクセスポイントを設置したところです。
今後も、児童生徒が自らのよさや可能性に気付き、高い志を持ち、自己実現が図られるよう、教育のより一層の充実に取り組んで参ります。