超スマート社会(Society5・0)の到来や少子高齢化、人口減少などの時代の変化を見据え、幅広い分野で新しい価値を創り出すことができる人材の育成が求められています。ICT、IoT、AI、5Gなどのデジタル技術の活用や、グリーン社会の実現に向けたカーボンニュートラルの推進など、経済的発展と社会的課題の解決を両立する社会の実現のため、教育の役割は、より一層重要となっています。
本県では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を徹底した上で、大分県長期教育計画「『教育県大分』創造プラン2016(改訂版)」の下、児童生徒の1人1台端末を効果的に活用したGIGAスクール構想による教育分野のデジタル改革を進め、主体的・対話的で深い学びの実現に取り組んでいます。
また、本年4月には、職業的に自立し、地域や社会に貢献できる人材の育成と、卒業後の企業への一般就労を目指す、県内初の高等特別支援学校「さくらの杜高等支援学校」が開校します。新型コロナウイルス感染症への対応を図りながら、その先のポストコロナの時代に向け、ICTの活用やSTEAM教育の推進、いじめ、不登校対応など、子供たちの安全・安心を第一に、子供たちに未来を切り拓く力と意欲を身につけさせ、生涯にわたる力と意欲を高める「教育県大分」創造への取組を進めます。