経済や社会のグローバル化、超スマート化が進み、予測困難なこれからの時代を子供たちが生き抜いていくためには、自律した学習者として主体的に考え行動する力や、他者と協働して課題解決に取り組む力などを育んでいく必要があります。このような中、ICTは新学習指導要領で求められる情報活用能力や探究的な学習に大きく寄与しており、緊急時における学びの継続にも活用が期待されるなど、多様な子供たちの可能性を引き出す重要なツールとなりつつあります。このため、県立高等学校では、2022年度の入学生からBYОDを導入し、学校と家庭で切れ目なくつながる新たな学びが実現できるよう取り組んで参ります。また、現在、2022年度から2026年度を計画期間とした次期県立高等学校活性化計画の策定を進めています。人口減少が進むこれからの時代に、子供たちが自ら希望する学びを選択し、社会の担い手となる力を身につけられるよう、ICTなどの新たな学びのツールも効果的に活用した魅力ある県立高等学校を目指して参ります。
新型コロナウイルス感染症も依然予断を許さない状況です。感染の再拡大に備え、引き続き様々な対策を講じるとともに、子供たちに寄り添った対応が求められています。今後も子供たちの安全・安心と学びの継続が両立されるよう全力で取り組んで参ります。