昨年3月、「教育環境日本一」の実現を掲げた「第2期京都府教育振興プラン」を策定しました。プランで掲げた大きな目標を実現するために、本年は教育改革に向けた歩みを着実に進めていかなければなりません。
まずは、全国に先駆けて実施してきた小・中学校で30人から35人程度の学級編制が可能な京都式少人数教育によるきめ細かな指導を進めながら、4月から始まる教科担任制も含めた新しい教育指導体制をしっかりと構築するとともに、学校運営に必要な仕事の効率化などを積極的に進め、教職員がいきいきと子供に向き合える環境づくりに努めて参ります。
更に、1人1台端末を活用し、各学校において子供たちの能力・適性や興味・関心に応じた最適な学びと協働的な学びなどを充実するとともに、教員のICT活用指導力の向上にも取り組んで参ります。
すべての子供が「包み込まれているという感覚」を実感でき、「自己肯定感」を高めることができる環境を整えていくためには、学校だけではなく、家庭や地域、市町（組合）教育委員会、関係機関との連携を強化し、社会総がかりで教育に取り組むことが大切です。
誰もが、よりよい社会と幸福な人生の創り手となれる「教育環境日本一」に向けて、皆様と手を携えながら、新しい京都府の教育の実現に全力を尽くして参ります。
