昨年の新型コロナウイルス感染再拡大に伴う学校の臨時休業に際しましては、本県に対し数多くのご支援や励ましをいただき、深く感謝申し上げます。
臨時休業中は、1人1台端末を活用したリモート学習により児童生徒の学びの保障を図って参りましたが、通常の授業においても、引き続き、ICTを活用した新たな学びの実践に取り組んで参ります。現在、県教育委員会では、10年後を見据えた教育改革を進めているところです。
具体的には、英語の学習意欲の高い中高生を対象にグローバル社会で活躍できる人財の育成に取り組むとともに、中学生及び高校生を対象にプログラミングのすそ野の拡大とトップ層の人財育成を図って参ります。
さらに、「県立高等学校改革プラン」に基づく中高一貫教育校の整備を着実に進めて参りますほか、教育現場における優秀な教職員の確保を図り、教育環境の整備を進めて参ります。
この他、ジュニアアスリートの発掘育成や美術館等の企画展の充実、セカンドキャリア教育等に取り組んで参ります。
「教育立県」の実現には、学校・家庭・地域・企業等のつながり、協働が重要となりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。