本県では、『広島版「学びの変革」アクション・プラン』を掲げ、社会に起きている変化に対応できる力を子供たちが身につけられるよう、「主体的な学び」を促す教育活動を全国に先駆けて実践しています。
2021年度からは、学習指導要領の改訂の趣旨を踏まえ、これまでの取組の実践を基盤に、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善を一層推進しています。
具体的には、「本質的な問いによる授業改善」、「探究的な学習の充実」、「外国語教育の充実」等です。また、児童生徒一人ひとりの学習進度や能力、関心等に応じた「個別最適な学び」もさらに進めているところです。
県立高等学校では、2020年度の商業高校アップデート(「ビジネス探究プログラム」の開発等)を皮切りに農業・工業・総合学科へと専門高校での探究学習の充実に取り組むとともに、中山間地域等と都市部の高等学校とを遠隔教育システムを活用することにより、地域を超えて専門性の高い授業や多様な人々との交流学習などの取組も始めています。
また、「広島県の15歳の生徒に身に付けておいてもらいたい力」という観点から、2023年度入学者選抜から新たな公立高等学校入学者選抜を実施します。
本年も、市町教育委員会をはじめ、多くの皆様と連携し、“オール広島県”で「広島で学んで良かったと思える 広島で学んでみたいと思われる 日本一の教育県の実現」を目指して参ります。