これからの学校教育においては、我が国が目指すべきSociety5・0社会を見据え、子供たちが主体的に活躍できるために必要な資質・能力を育んでいくことが何よりも大切と考えています。
本県では、昨年度、全国に先駆けて小中高校で1人1台端末配備を実現しました。
そして、小中学校33校、高等学校10校をICT活用のモデル校とし、個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実を図る授業モデルを研究・開発し、その研究の成果や優れた実践事例等についての情報を全県で共有してきました。
また、市町村立小中学校において地域差なく1人1台端末が活用されるよう、各教育事務所には、主に教員に対してICT機器の効果的な活用やソフトウェアの有効な活用について支援を行う教育DX推進コーディネーター、各学校には、主に子供たちに対して端末操作の支援等を行う教育DX推進スタッフを配置し、学校現場の人的な支援も進めて参りました。
本年は、ICTの更なる有効活用を図るとともに、群馬県のすべての子供たちが、学ぶことの喜びや自己の成長を実感し、未来に向けて大きく羽ばたけるよう、更に高い次元の学びの実現に向けて、全力で取り組んで参ります。