本県では、第三期千葉県教育振興基本計画「次世代へ光り輝く『教育立県ちば』プラン」のもと、次世代に向けて力強く歩む子供たちの育成に取り組んでいます。
小中学校ではすでに新しい学習指導要領が全面実施となり、来年度からは高等学校でも年次進行で実施となります。各学校種の学びを円滑に接続し、子供たちの発達の段階に応じ、一人ひとりに「生きる力」を確実に育むことが重要です。
前述の第三期基本計画の実現を目指して策定した「学力向上総合プラン」では、子供たちの学ぶ意欲の向上と、教員の授業力向上を柱に様々な施策を展開していますが、育成した力は、実生活の中で「生きて働く力」でなくてはなりません。そこで、「未知の状況にも対応できる思考力や表現力」など学びの到達度を教科等横断的に測る県独自テストの作成に取り組んでおり、CBT化も含め、2023年度の全面実施に向け準備を進めています。
また、GIGAスクール構想の前倒しにより整備されたICT環境を有効活用し、授業改善を進めることは、極めて重要かつ喫緊の課題です。一方で、感性や創造性といった人間ならではの強みを発揮し、新しい価値を創造できるよう歩みを進めねばなりません。
今後も、ちばの教育の力で、志を持ち未来を切り拓く子供たちの育成に取り組んで参ります。