千葉県教育委員会が6月に実施した、県内公立学校の教員などを対象とした出退勤時刻実態調査結果(速報値)が10月19日に公表された。それによると副校長や教頭の勤務状態は校長や教員と比べて過酷な状況にあることが明らかとなった。各校種とも副校長や教頭の時間外在校等時間は他の職種よりも長く、「月当たりの時間外在校等時間が45時間を超える者の割合」は90%を超えた。また、「月当たりの時間外在校等時間」は全体の平均が55時間なのに対し、副校長・教頭は平均70時間を超える。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2022年12月5日号掲載