鹿児島県薩摩川内市は公立中学校の休日の部活動の地域移行について、市独自の「外部指導者バンク」を設けて対応する考えを6月16日の市議会において示した。現在、10校において46人の外部指導者が活動しているが、学校や地域によっては専門的な指導者が存在しないケースもある。そこで市スポーツ協会などと協力し、地域運動部活動推進事業において人材リストの作成を検討。外部指導者バンクでは学校への外部指導者の紹介をはじめ、報酬の支払いや保険の適用など事務的な手続きを担っていく。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2022年8月1日号掲載