東京・目黒区に本部を置く東京工業大学はLMSに蓄積された学修データの分析を試験的に開始。同大学では2016年度に始まった教育改革により、Moodleをカスタマイズする形でLMS「T2SCHOLA」を構築した。それと連携させる形で学生の修学上の意思決定場面を支援するアナリティクス機能をダッシュボードツール「Re:dash」で実装した。授業動画の視聴ログがグラフ化されるため、説明が伝わっていない部分を確認することができ、次の講義での補足が可能となった。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2022年6月6日号掲載