県立山口博物館はデジタル化に向けて、2022年度からデジタル松下村塾をスタートするとともに、バーチャル収蔵庫を開設する。「デジタル松下村塾」は2階の松下村塾コーナーにデジタルサイネージなどの機器を付設。学校と博物館をライブ中継で結ぶオンライン授業などで、松下村塾をめぐる幕末維新の人をより深く楽しく理解する場を提供する。「バーチャル収蔵庫」は同館の収蔵資料の中で、特に貴重で山口県にゆかりのあるものなど約500点を高精細画像や360度撮影によりデジタル化する。
山口市立阿東中学校と山口博物館のオンライン授業を3月18日に実施。生徒はタブレット端末を使い、デジタル松下村塾のコンテンツで郷土の歴史を学習。また、バーチャル収蔵庫の紹介では防長土図の360度映像をプロジェクターで観覧した。
v教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2022年4月4日号掲載
