東京都教育委員会は校則に関して、教職員や生徒、保護者等が話し合う機会を持ち、自己点検に取り組むよう都立高等学校に通知した。
その結果、生徒会役員が教員と校則について意見交換を図り、担任が保護者から校則について意見聴取を行うことで、「生来の髪を一律に黒色に染色」「髪型のツーブロックを禁止」「登校しての謹慎ではなく、自宅謹慎を行う指導」「下着の色の指定に関する指導」「高校生らしいなど表現があいまいで誤解を招く指導」など5項目の廃止が決定。また、頭髪に関する届出の提出についても大幅に削減された。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2022年4月4日号掲載