京都府では子供のインターネットの使用目的や、保護者の家庭での関りを調べるため「青少年のインターネット利用状況に関するアンケート調査」を実施。2021年5月上旬から6月下旬にかけて府内の中高生とその保護者を対象にアンケートを行ったところ合計9565件の回答が寄せられた。
保護者がインターネットの適切な利用を心がけている場合と、そうでない場合の子供のインターネット利用時間を比較。保護者が適切な利用を心がけていない場合、子供のインターネット利用時間は7時間以上が5%に上るなど長時間利用する割合が高くなることが分かった。
インターネットのルールがある家庭とない家庭の、子供のインターネット使用時間を比較したところ、ルールのある家庭は3時間以上の利用が41.6%なのに対し、ルールのない家庭は3時間以上の利用が57.9%で長時間使用の割合が高くなっている。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2022年4月4日号掲載