滋賀県は「令和の時代の滋賀の高専」設置に向けて検討を進めており、その構想骨子がまとめられた。設置予定の高等専門学校は2027年春の開校予定で検討が進められており、入学定員は120人、滋賀県立大学による運営を想定。技術者交流・育成のハブ機能を備えることで地域とともに高専自体もアップデートを図る。新高専では情報技術や各産業分野に通じる学びに加え、多様な学びの機会を提供。1学科4コース制で、1年次は混成学級、2年次からは「機械系」「電気電子系」「情報技術系」「建設系」のコース選択を予定している。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2022年3月7日号掲載