教育現場をSDGsの実践の場とするため、兵庫県西宮市・兵庫県尼崎市・大阪府豊中市・大阪府吹田市のNATSの4市長名で、文部科学省や農林水産省などへ脱プラスチックや食品ロス削減につながる提言を9月17日に行った。4市は全国で唯一中核市が隣り合うことから頭文字を並べてNATSと表現している。地球温暖化に対する具体的な取組として次のような提言を行った。
①学校給食用牛乳について付属するプラスチックストローが不要な製品の開発や代替品に置き換える対策を講じること、②教育現場で食品ロス削減を進める上で、給食により発生する食品廃棄物のリサイクルを広域的に推進するとともに、自治体の取組を支援すること、③SDGsの視点に立った環境学習、環境教育のさらなる推進を図ること。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年11月1日号掲載