北海道札幌あいの里高等支援学校は、北海道教育庁学校教育局特別支援教育課が推進する「特別支援学校ICT就労促進事業」の一環として「遠隔職場実習」を9月22日に実施した。遠隔職場実習ではOKIワークウェルが講師を務め、同校高等部の生徒15人にデータ処理やデザイン、在宅勤務で求められるコミュニケーション方法などを伝えた。
自らも重度障害があり、在宅勤務をする講師が自身の在宅就労から体験したことを交えながら業務に必要なコミュニケーション能力について説明。その後、請求書を作成するデータ処理実習と学校のシンボルマークを作成するデザイン実習に取り組んだ。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年11月1日号掲載