広島県に新たな県立大学として2021年4月に叡啓大学が開学した。本質的な課題を発見できる「先見性」、解決策を立案できる「戦略性」、自らリーダーとしてやり抜く「実行力」、高い志を持ち続ける「自己研鑽力」、多様性を尊重し他者と協働する「グローバル・コラボレーション力」の修得を目指す。授業では企業などのリアルな課題に対して、5人程度のチームを組み、事前学習やグループワーク、現地調査などを通じて本質的な課題を発見し、解決策を検討する課題解決演習(PBL)などを学ぶことができる。また、学生1人ひとりに応じた指導を行うため、原則として1クラス25人程度で授業を実施。すべての科目と授業で学生参加を促す授業スタイルが実践される。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年9月6日号掲載