札幌市教育委員会は、GIGAスクール構想で整備された1人1台端末を学習ツールとして活用するための可能性を整理。学校における具体的な取組例や配慮すべき事項、モデル研究校での実証研究などをとりまとめた「1人1台端末活用のガイドライン 札幌市版」を策定した。
また、1人1台端末で活用するドリル学習用ソフト、授業支援用ソフト、ネットモラル学習用ソフトを、すべての小中学校で2021年9月から運用するため仕様を告示。いずれもクラウド上から利用可能。教育クラウドサービス「まなびポケット」からシングルサインオンで起動し、教職員がドリル学習機能と授業支援機能を児童生徒の学習履歴から閲覧できることを仕様に取り入れた。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年8月2日号掲載