大阪電気通信大学高等学校のメディア情報コースは、2年生38人を対象に、大阪電気通信大学の進学も視野に入れ、画像処理やCG、Webなどのメディアに関する基礎知識・技能を学習する高大連携授業を6月5日に実施した。
メディア情報コースは2020年度に普通科に設置。同大学の総合情報学部ゲーム&メディア学科のナガタタケシ准教授が講師となり、普通科情報処理教室でAR(拡張現実)に関する授業を実施。まず、ナガタ准教授は、ARの定義や未来像などについて解説。生徒たちはPCやタブレットを使って空間に3Dを出現させるワールドオブジェクトを作成。校内の風景写真と合成して作品を完成させた。
授業では大学院生もサポート役として参加。受講した生徒は「大学での学びのイメージをつかむことができ良い経験となった」と感想を述べた。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年7月5日号掲載