神奈川県鎌倉市教育委員会は、詩集・児童書の出版社の銀の鈴社ならびに、ITシステム開発のエスペラントシステムと包括的連携協定を5月11日に締結。電子図書の読書支援サービスである「読書館」を利用する実証実験を開始するとともに、同市の子供たちの読書活動の充実に向けて協力する。
今回の連携により、鎌倉市の全市立小中学校の児童生徒と教員は、学校でも家庭でも「読書館」を利用した読書が可能となり、GIGAスクール構想での端末などを用いて、どこでも読書が楽しめる。また、3者協定により著者や編集者との交流や、教育委員会からの機能面のフィードバック、地域の書籍の電子書籍化および配信などが行われる。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年7月5日号掲載