大阪府茨木市の追手門学院大学は、2017年から学内にある全サーバのクラウド化を推進。2021年4月のシステム移行で、教育および事務系のサーバを含む大学内のシステムの完全クラウド化を全国の大学で初めて実現した。
段階的なクラウド化を推進してきたことで、コロナ禍においても迅速なサーバ増強が可能となり、授業期間を変更することなくオンンライン授業への切り替えを実現。移行先には日本IBMの「VMware on IBM Cloud」を採用。今回、最後に残存していた複数システムを統廃合することで、全てクラウド環境へ移行する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年7月5日号掲載