札幌市教育委員会は、今年度に実施する「2022年度 北海道・札幌市公立学校 教員採用候補者選考検査」において、条件を満たす人の一部試験を免除するなど受験者の間口を拡大した。
第1次検査は6月27日、第2次検査は8月28日・29日に実施。昨年度からの主な変更点として、札幌市立学校の臨時教員として、過去3年間に通算24月以上の勤務実績のある人を対象に第1次検査の教養検査を免除する。
特別支援学校教諭(中学部・高等部)における第2次検査においては、受検者負担軽減の観点から、実技(体育・音楽・英語)の検査項目を廃止する。全ての受検区分において、情報処理推進機構主催の情報処理技術者試験などの合格者は第1次検査の総合点に10点を加点。小学校教諭区分において、中学校または高等学校の数学または理科の免許所有者は第1次検査の総合点に10点を加点する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年6月7日号掲載