名古屋市教育委員会は「個別最適な学び」を推進する「ナゴヤ・スクール・イノベーション事業」に取り組んでいる。今回、授業改善の取組を広げるため、新たに実践校を公募により選定。6つの「マッチングプロジェクト」が実践校で展開される。
①廊下や体育館にモニターを設置し、タブレットで学習活動の成果を表現する「山吹小学校プロジェクト」、②2校の教室をオンラインでつなぎ児童が意見を交換する「稲永小学校・野跡小学校マッチングプロジェクト」、③社会と連携した探究学習プログラムを導入・実践する「前津中学校マッチングプロジェクト」、④ICTによる教員の業務効率化の推進と生徒の学習状況等の可視化を進める「八幡中学校マッチングプロジェクト」、⑤生徒用タブレットを導入し協働学習ツールやデジタルドリルを活用して基礎学力の定着を図る「高等学校マッチングプロジェクト」、⑥保育室にタブレットなどを導入しICTを活用して園児が自由な発想で遊びを創出する「幼稚園マッチングプロジェクト」からなる。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年6月7日号掲載