千葉県市原市、市原市教育委員会、ライフイズテックは「市原版 DX人財育成モデル」の構築を目指し、DX人財育成に向けた連携協定を4月20日に締結した。義務教育課程を含め、幅広い年代を見据えたDX人財育成モデルの構築に係る3者連携は、全国でも初めての取組となる。
同市とライフイズテックは、2020年度に社会人・大学生を対象にしたDX人財の育成プログラムとして「市原市Leaders」を実施。3か月の研修を経て、中高生にICTを教える市原市メンターが15名誕生した。今後は中学校技術科でのプログラミング授業に向けて教員向けの研修を実施する。
また、ブラウザ完結型プログラミング教材「ライフイズテックレッスン」を、同市内の中学校全22校6651名を対象に導入する。2020年度に誕生した市原メンターを中学校に派遣し、プログラミングの授業をサポートするなど、社会人・学生との交流を通じて中学生のキャリア教育につなげる。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年6月7日号掲載
