札幌市はアイティーフォーのCARS学務支援ソリューションの1つである「就学援助システム」を導入。これにより申請受付、審査・認定から支給までの一元管理が可能となり、教育委員会の事務作業の効率化と正確性の向上を図る。なお、システムの本番稼働は2021年9月からを予定している。
今回、導入された「就学援助システム」は、小中学校の児童生徒の就学援助費の申請受付、審査・認定から費目ごとの援助費の支給、就学援助制度に関連する各種管理業務を網羅したパッケージシステム。就学援助・特別支援教育就学奨励費のそれぞれを管理でき、各計算式により認定・非認定を自動判定する。これまで申請時に必要だった所得証明書などの添付書類が省略できることから住民サービスの向上が期待される。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年5月3日号掲載