北海道教育委員会は「特別支援教育におけるICT教育連携事業」をソフトバンクと協力し、4月から開始した。同事業は東京大学先端科学技術センターとソフトバンクが共同で、障害のある子供たちの学習や生活を支援する取組「魔法のプロジェクト」の2021年度研究の1つとして実施。道教委と北海道立特別支援教育センターを通して、道内にある盲学校4校を支援する。
学校が遠隔地に位置するなど道内の特別支援教育の課題に対してICTを利活用することで、障害のある子供に対する授業を効果・効率的に行う。2021年度は盲学校4校をWeb会議などでつなぐことで、双方で意思疎通が可能な遠隔授業を実施する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年5月3日号掲載