秋田県は、ひきこもり状態の人の実態及び傾向を把握し、今後のひきこもり施策に反映するため、民生委員・児童委員3267人(受理数1926人)を対象にアンケート調査を実施した。
ひきこもり状態にある人の年齢は、40代が26.1%、30代が22.5%、50代が18.9%で40代以上が半数を占める。ひきこもりの期間は10年以上が最も多く42.7%、5年以上は60.6%となる。
今後、身近な相談窓口を充実させるため、市町村がひきこもり相談支援センターや地域振興局福祉環境部と連携し、主体的にひきこもり相談支援を行うため、ひきこもり支援モデル事業を実施する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年5月3日号掲載