東京都教育委員会は多摩地域での体験型英語学習施設の整備に向け、基本となる整備方針を策定し、2月4日に公表した。江東区に開設した東京都英語村TOKYO GLOBAL GATEWAYが多摩地域の学校から移動距離が長すぎるため、同様の施設を多摩地域にも整備する。
児童生徒が体験的な学習の中で、外国人と英語を話すことを通じ、英語を使う楽しさや必要性を体感し、英語を学ぶ意欲を向上させるきっかけとなる場とする。プログラムは目的、場面、状況などに応じたコミュニケーション活動等が行えるものとし、教室で学んだ英語を疑似的な空間などで使っていく。利用者は小中学生を中心に、学年単位での利用を想定し、約200人を同時収容できる施設とする。開業は2022年度中を予定している。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年3月1日号掲載