高知県教育委員会は、いじめや不登校の対策を強化するため、4月から臨床心理士などの資格を有する専門家を人権教育・児童生徒課に配置する。
採用予定は1人で、臨床心理士と社会福祉士の資格を有し、スクールカウンセラーまたはスクールソーシャルワーカーとして10年以上勤務していることが条件。不登校やいじめなどの事案が発生した場合、それまでの経験を活かして対応することになる。専門家は事案発生時に県教委の指導主事や学校に対して指導や助言を行っていく。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年3月1日号掲載