奈良県生駒市立あすか野小学校の6年生157人は、1人1台配布されたばかりのタブレット端末を使い、2月16日に広島へのオンライン修学旅行を8時30分から15時25分まで1日かけて実施した。
はじめに児童は未来の部屋や過去の部屋など5つの部屋を巡り、それぞれ違う視点で平和を学んだ。続いて広島電鉄の被爆電車にオンラインで乗車。実際に電車が被爆した場所をはじめ、原爆ドームや平和記念公園の沿線をオンラインで巡った。
その後、広島市立五日市小学校の6年生の児童とオンラインで繋がり、6年間かけて学んできた平和についての発表を聞き、意見交換を行った。また、海外の3人のゲストからは、仕事を通した平和への貢献の仕方などを学んだ。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年3月1日号掲載