福島県精神保健福祉センターは福島県教育委員会と共催で「若者のための自殺予防教育あり方検討会」を設置。主に高等学校における自殺予防のマニュアルとして活用してもらうため「ストレス対策ガイドブック(高校生)2020 自殺予防教育のための指導者の手引き」を作成。2021年1月28日からWebでの公開を開始した。
ガイドブックは教員や養護教諭などの手引書となっており、授業やLHRで活用できるよう学習指導案の例やシナリオ付きスライドなどの教材はWebからダウンロードできる。学習指導案の例では、全2時間の授業で1時間目はストレスの原因を学ぶなどストレスとむき合うための講義、2時間目は相談することで悩みを乗り越えることの大切さを理解する演習を行うケースを例示。なお、教材は生徒の実態に合わせて編集や加工して利用できる。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年3月1日号掲載