静岡県袋井市は凸版印刷と、ICT教育を含む「地方創生の推進に向けた連携に関する協定」を1月29日に締結した。この締結により同社が注力するDXについて、デジタル教材の活用や教員のICT活用能力向上など地方創生の取組を加速させる。
これまでの展開として、市教委と同社が連携し、経済産業省「未来の教室」の採択を受け、市内小学校でデジタル教材や学習支援サービスを活用した先駆的な授業の実証を行ってきた。今後は、市内の全児童生徒に1人1台の学習用端末の整備が完了したことから、同社が培ってきた出版や教育サービスの知見や技術力を活用してICT教育を推進する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年3月1日号掲載