福井県立若狭高等学校と横浜国立大学は、データに基づく「探究」の授業改善を目的に、共同研究契約締結に関する契約締結式を2月2日に行った。締結式はオンラインで行われ、県教委から豊北欽一教育長、横浜国大からは木村昌彦教育学研究科長、若狭高等学校からは中森一郎校長らが出席した。
「探究」の授業における行動や資質・能力に関する質問紙を開発し、教員や生徒が回答。回答データを分析し、その結果をもとに対話型の教員研修を行うことで「探究」の授業改善を進める。
この共同研究は第2期目にあたり、同大は内田洋行とも共同研究契約を締結している。これまで質問紙や教員研修の開発・実施に取り組んでおり、2021年度は授業改善モデルの構築を目指す。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年3月1日号掲載