富山県南砺市の「学校のあり方検討委員会」は、現在17校の南砺市の小中学校を2045年度までに、8校の義務教育学校に再編することを提言書にまとめて、1月5日に市教委に提出した。
少子化に伴う児童生徒数の減少や、小中学校における学習指導や部活動運営など、さまざまな課題に対応するため、2020年9月から「南砺市立学校のあり方検討委員会」を設置し、議論を重ねてきた。その結果、現在の8中学校区にある小中学校を義務教育学校とする方向性で提言書をまとめ、教育委員会に提出した。今後、5年ごとに検討委員会を設置し、将来の児童生徒数の見通しを踏まえて、望ましい学校の設置や運営のあり方を再度協議する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年2月1日号掲載