福島県南相馬市は、同市の中学生に社会課題をITで解決する手段を学ぶ体験授業を提供するため、東京大学や日本タタ・コンサルタンシー・サービシズと協力して取り組んでいく。
初回の体験事業は、南相馬市立石神中学校の約60人の生徒を対象に2020年12月3日と14日に実施された。前半の「Day1」では東京大学大学院の航空宇宙システム学講座の土屋武司教授のオンライン授業を受講しITやプログラミングについて学んだ。後半の「Day2」では生徒が作ったプログラムでドローンを飛ばし、ドローンの活用アイデアを発表。ハイブリッドな授業方法をとることで新型コロナウイルスの感染防止にも配慮した。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年2月1日号掲載