東京大学は、ソーシャルボンド(社会貢献債)「東京大学FSI 債」(第1回国立大学法人東京大学債券)として、200億円を10月16日に発行した。ソーシャルボンドおよび大学債の発行は国立大学法人としては初となる。東京大学FSI 債は、同大学が進めるFSI(未来社会協創)活動を加速させるものでSDGs との親和性が特徴となる。
東京大学FSI 債により調達した資金は、東京大学FSI 事業に充てられ、より良い未来社会の創造のために活用。同事業では、学内オンライン講義スペースの拡充など「ポストコロナ時代の新しいグローバル戦略」などに活用される。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年11月2日号掲載