長野県松本市教育委員会は、授業や校務におけるICT機器の活用や整備を進めるため「松本市学校教育情報化推進計画」を策定した。
具体的な施策と取組内容は、5つの目標と12の基本方針から構成。基本方針1「主体的・対話的で深い学びの実現」では、2021年度までに無線LAN環境の整備や大型提示装置の増設を進める。また、学習者用PCは2021年度までに各校40台のタブレットPCを整備。2023年度までには3クラスに1クラス分を整備する。ソフトウェアは2020年度内に小学校、2021年度までに中学校の整備を進める。
基本方針5「学習指導要領に沿った教育の推進」では、2020年度内にプログラミング教育に必要な機器の整備を進め、2023年度までにプログラミングの授業を研究・実施する。また、小学校の全教員がプログラミング教育を実施できるように、指導力の向上を目的とした研修を実施する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年10月5日号掲載