岡山県浅口市教育委員会は、臨時休校や分散登校となった際にオンライン授業が受けられるように、自宅に通信環境がない家庭に対し、モバイルルーターの貸出を無料で行っていく。また、ルーター本体だけでなく、家庭でかかる通信費用3か月分についても、9月補正予算で計上し、市が全額負担する。同市では新型コロナウイルス感染症対策として、貸し出し用モバイルルーターの購入費を6月補正予算に計上していた。
市教委が実施したアンケートによると、通信機器を使える家庭は約8割。残りの約2割の家庭が支援を必要としている。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年10月5日号掲載