富山大学は富山県教育委員会が実施した「とやま安心ネット・ワークショップ事業」の一環で、県内の児童1万3092名を対象に、小学生のインターネット利用を調査。その結果、インターネット依存とオンライン危険行動について8月11日に公表した。
インターネット依存傾向の小学生は全体で4.2%。危険行動については課金の経験が21.6%、動画投稿は6.6%、人間関係のトラブルは5.2%。インターネット上で知り合った知らない人に会った経験は2.4%となった。課金や動画投稿、人間関係のトラブルは、平日のインターネット利用時間が2時間以上の層で多い。危険行動を予防するには、使用時間だけでなく使用方法に関する啓発が重要とする。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年9月7日号掲載