岐阜県大垣市教育委員会は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、手で握らなくても蛇口の開閉ができるレバーハンドルを市内全小中学校のトイレに6月5日までに設置した。従来の蛇口は三角形のハンドルを握って開け閉めする必要があったが、レバーハンドルは腕や肘でハンドルを右に押すことで蛇口が開き、元の位置に戻すと水が止まる。
全32校のトイレの蛇口計約900個を交換。購入費用は約150万円、2020年度当初予算の原材料費で対応した。洗浄後に手指がハンドルに触れないようにすることで感染防止が期待される。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年8月3日号掲載