宮城県立西多賀支援学校は、6月24日から26日の3日間、高等部2年生を対象にテレワークを体験する遠隔職場実習を実施した。
遠隔職場実習の講師は、沖ワークウェルの社員。重度障害でありながら、在宅勤務をする自らの体験を活かし、ネットワーク経由でコミュニケーションなどのビジネススキルや文書作成技術などのITスキルについて、実習を交えながら指導を行った。参加した生徒は「最初は仕事が難しくて自分にできるのかと考えたが、実習後にはこのような仕事に就いてみたいと感じた」と語った。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年8月3日号掲載