島根県はIT人材育成事業の開始式を、6月23日に松江商業高等学校の情報処理科3年生の生徒を対象に行った。同事業は2015年度からスタートしており、同校と地元IT企業との協力により、授業内容の教材化に取り組む。
2020年度は生徒のIT実践力を向上させるために、ペンタスネットが講義や演習を実施。情報処理科3年生が受講する総合実践(週4時間)や課題研究(週3時間)を同社の技術者と連携し、実施ニーズに即した授業を展開する。生徒はプロジェクトチーム単位で開発を行い、年度末の成果発表会で学んだ成果をグループごとに発表する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年7月13日号掲載