福島県西会津町の町立西会津中学校では、AI×アダプティブラーニング教材を6月から導入し、学習を開始した。今回導入する「すらら」(すららネット)は国語、算数・数学、理科、社会、英語の5教科を一人ひとりの理解度に合わせて進めることが可能。学校での学びと自宅学習のハイブリッド型の学習の推進がねらいとなる。
同校では新型コロナウイルス感染拡大に伴う、休校期間中の学習の様子から、自立学習の習慣をつけることが必要という認識に至った。生徒は学校の授業で習った単元の演習強化のために、同教材で自宅学習に取り組み、自立学習の習慣化を目指す。また、教員は生徒の学習状況が分かる学習管理画面を活用することで、自宅学習のサポートにあたる。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年7月13日号掲載