県域調達でGIGAスクール構想環境整備を進めている奈良市教育委員会は、クラウド型セキュリティサービス「Cisco Umbrella」(シスコシステムズ)を導入し、5月から稼働開始した。
同サービスでは、有害サイトへの接続やコンテンツ フィルタリングなどを「DNS(ドメインネームシステム)」層でブロックする。学校整備のPCに加え、自宅学習用の持ち帰りPCでもセキュリティを確保する。
同市教委では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止による臨時休校の対応策としてオンライン学習を開始。オンライン環境のない家庭が学校のPCを家庭に持ち帰って利用する際でも安全に活用できるようにした。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年7月13日号掲載