栃木県足利市は、外国人住民数が4886人と過去最多を記録し、市内の小中学校でも外国人児童生徒の就学数が増加している。それを受けて、市立小中学校にAI通訳機「ポケトークS」(ソースネクスト)36台を6月23日から導入した。
AI通訳機は55言語を音声とテキストに翻訳、また20言語をテキストのみに翻訳。相手の言語を話せない人同士のスムーズなコミュニケーションを可能にする。今回の導入により、日本語に慣れていない児童生徒が母語で自身の考えを伝え、学習に取り組むことが期待される。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年7月13日号掲載