横浜市の慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科は、新型コロナウイルスの影響による社会変化を見据えた地域活性のために、NTT東日本と連携し、宇宙IoTとシステム×デザイン思考を用いた社会課題解決を目指す共同研究を開始した。この共同研究では両者が有する学術的知見や先端技術をかけ合わせて発展させることで、スマートシティや観光活性化、災害対策などの継続的な地域活性化につなげる。
複数の地域を対象に新型コロナウイルスの影響による地域の課題を明らかにし、システム×デザイン思考を用い、その課題の原因を分析。課題解決のためのシナリオ策定を、その地域の自治体や企業、教育機関などと連携して実施する。さらに、NTT東日本の高速・広帯域かつセキュアなネットワークを用いて、臨場感あふれる映像コミュニケーションなどを活用することで、今後活用が期待されるオンラインでの協調作業の推進にも寄与する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年6月1日号掲載