山梨県の小学生が、勉強の分からないことを教員に質問したり、友達と互いに教え合うことのできるアプリを作成し、自分が通う小学校に提供した。
このプロジェクトは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて休校となっている児童生徒を対象に実施。ライカーズアカデミアが同社のオンラインクラスを受けている子供に、初心者でも簡単にプログラミングを学べる動画教材「SchooMy(スクーミー)」を使ってオンラインで行われた。
また、消毒液を使う際にポンプ部分に触れてしまうため、手で押さなくてもセンサーで手を感知して消毒液を出す、非接触で使える消毒スプレーも同社の「スクーミーボード」を活用して小学生が開発。アプリと共に小学校へ提供された。
今後はアプリや消毒スプレーを開発した小学生が講師となり、他の子供たちや地域の大人に作り方を教えるための準備を行っていく。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年6月1日号掲載