鳥取県内の市町村教育委員会は、すららネットのAI×アダプティブラーニング教材「すらら」を県下の小中学校に導入する。
「すらら」は小学校から高等学校までの国語、算数・数学、英語などの教科を、教師役のアニメーションキャラクターと一緒に、1人1人の理解度に合わせて進めることができる。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、習熟度に応じて「理解→定着→活用」のサイクルを繰り返すことで、学習内容の定着が図られる。
県教委では不登校児童生徒の自宅学習支援に「すらら」を活用。また、新型コロナウイルス感染拡大による休校時に、すべての小中高生に「すらら」の無償IDを配布し、学習効果を実感したことが今回の導入につながった。今後、要望のある市町村教委と同社が個別に契約を締結の上、各市町村小中学校で「すらら」の活用を開始する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年6月1日号掲載