愛知県小牧市教育委員会は、新型コロナウイルス感染症で休校となっている学校の再開後に、第2波や第3波が発生した場合を想定し、家庭でのオンライン学習の環境整備を早期に進めるため、1人1台のタブレット端末を2020年度早期に整備することを明らかにした。
具体的には市立小中学校25校の全児童生徒を対象に、タブレット端末約1万1500台(小学校8476台、中学校3083台)を整備するため、6月の定例市議会に補正予算を提案する。この導入により、校内でデジタルドリルを活用し、個々の学習者の理解度に応じた個別学習が可能となる。また、臨時休校などの非常時においては、オンライン学習が可能となるほか、課題や授業動画などを保存した端末を貸し出して家庭学習に活用する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年6月1日号掲載